09020280157【090-2028-0157】 からかかってくる電話について、
「全国の県警」や「京都府警」などを名乗り、
「出頭要請」「捜査協力」などの名目で
金銭を要求してくる詐欺の報告が相次いでいます。
この番号からの電話は、
警察関係者を装った**極めて悪質な詐欺電話**であり、
絶対に相手にしてはいけません。
電話の内容と手口
この詐欺電話の多くは、
「あなたが事件に関与している可能性があります」
「至急、出頭して事情を説明してください」
「このままだと逮捕状が出ます」
などと威圧的な言葉で始まります。
その後、
「捜査協力のため」「確認のため」などと称して
個人情報を聞き出したり、
「罰金の一部を立て替えてほしい」などといって
金銭を要求してくるケースが確認されています。
本物の警察が電話だけで出頭を命じたり、
金銭の支払いを求めることは絶対にありません。
このような電話はすべて詐欺と断定して問題ありません。
よくある詐欺の話法
犯人たちは、
警察官や捜査担当官を名乗るだけでなく、
「京都府警の◯◯署」「警視庁の捜査一課」などと
具体的な部署名を使って信じ込ませようとします。
また、通話中に別の人物に代わり、
複数人で話を演出するケースもあります。
- 「事件の関係者として名前が挙がっています」
- 「あなたの口座が犯罪に利用されています」
- 「至急確認しないと資産が差し押さえられます」
- 「他言すると罪が重くなります」
- 「今すぐ振込で手続きが必要です」
これらのセリフが出た時点で、
詐欺の可能性は極めて高いと判断できます。
典型的な流れ
実際に報告されている事例では、
次のようなパターンが多く見られます。
- 警察を名乗って突然電話をかけてくる
- 「事件に関係している」と脅し不安をあおる
- 「今後のために確認が必要」と言いながら個人情報を聞く
- 「口座を保護する」などの理由で金銭を要求する
- 電子マネー・振込などで送金させる
このようにして、
金銭または個人情報をだまし取るのが目的です。
なぜ信じてしまうのか
詐欺師は、
「警察」や「捜査」などの言葉を巧みに使い、
人々の不安や焦りを利用します。
突然「あなたが捜査対象です」と言われると、
冷静さを失ってしまうのは自然な反応です。
しかし、まさにその動揺こそが、
犯人の狙いなのです。
彼らは正式な肩書きを名乗りながら、
電話で支払いを急かすなど、
本来の警察では絶対に行わない行為をします。
そのため、どんなにリアルに聞こえても、
電話越しで金銭や個人情報を求める時点で、
詐欺と見抜くことができます。
被害を防ぐための対処法
このような電話を受けた場合、
次の点を守ることで被害を防げます。
- 名乗りがあっても相手を信用しない
- 金銭・口座情報を一切伝えない
- すぐに電話を切り、折り返さない
- 不安な場合は、警察署へ自分で確認する
- 同一番号は着信拒否・ブロック設定を行う
本物の警察に確認する際は、
相手が伝えた番号ではなく、
公式サイトに記載の連絡先に
自分でかけ直すようにしてください。
もし情報を伝えてしまったら
万が一、口座番号や住所・名前などを
相手に話してしまった場合でも、
すぐに行動すれば被害拡大を防げます。
まずは最寄りの警察署、または
全国共通の警察相談ダイヤル「#9110」へ連絡しましょう。
また、金融機関に被害の可能性を伝えれば、
口座の凍結や被害届の対応も迅速に行ってもらえます。
さらに、消費生活センター(188)でも
専門の相談員が対応してくれます。
ひとりで悩まず、必ず公的機関に相談しましょう。
まとめ
09020280157【090-2028-0157】
からの電話は、警視庁や京都府警などを名乗りながら、
「出頭要請」や「捜査協力」を装って
金銭をだまし取ろうとする**詐欺電話**です。
警察が電話一本で出頭や支払いを求めることは
絶対にありません。
このような電話を受けたら、
相手の言葉に惑わされず、即座に通話を切ってください。
その後、警察の公式窓口に自分で連絡し、
安全を確認することが最も確実な対応です。
不安を感じたら迷わず#9110へ相談し、
同様の被害を未然に防ぎましょう。

