09033758686【090-3375-8686】からかかってくる、
詐欺電話 について、
全国の県警や埼玉県警などを名乗り、
「出頭要請」などといって金銭を要求してくるという
極めて悪質な事例が報告されています。
この電話は実際の警察機関とはまったく関係がなく、
巧妙に警察を装うことで相手を混乱させ、
金銭や個人情報をだまし取ることを目的とした
典型的な特殊詐欺の一種です。
実際に報告されている電話の手口
電話の発信者は、
落ち着いた声で「埼玉県警の〇〇です」「全国警察協議会の者です」
などと名乗り、非常にもっともらしい態度で話しかけてきます。
最初は「あなたの口座が犯罪に使われている可能性がある」、
「出頭要請を出しています」などと伝え、
相手を不安にさせることから始まります。
そして話を進めるうちに、
「今後の対応を誤ると逮捕される」「すぐに事情を確認する必要がある」
などと脅し、金銭の送金やキャッシュカード情報の提供を
求めてくるケースが多く確認されています。
特に近年では、通話の中で「検察庁」「金融庁」「消費者庁」
など複数の公的機関を名乗る人物が登場するなど、
組織的でリアルな演出が増えています。
また、電話の途中で「音声が自動的に記録されています」
「この通話は証拠として保存されます」といった言葉を入れることで、
受け手をより強く心理的に追い詰めるケースもあります。
このような電話が危険な理由
この手の電話は、一般的なオレオレ詐欺や還付金詐欺に比べても
さらに悪質です。
なぜなら、警察や検察といった
「絶対に逆らえない存在」を装うため、
多くの人が冷静な判断を失ってしまうからです。
特に「あなたに逮捕状が出ている」「今すぐ確認のために送金を」
といった文言を使われると、
恐怖心が先に立ち、相手の嘘を見抜けなくなってしまいます。
さらに最近では、実際の警察署の電話番号を
あらかじめネットで調べ、それに似せた番号を使うことで
信憑性を高めようとするケースも増えています。
また、携帯番号を使うことによって
「本当に担当の警察官が個人的に電話しているのかもしれない」
と思わせる手口も多く報告されています。
こうした電話は、一見穏やかに話していても、
次第に強い口調になり、
「出頭を拒否すれば刑事事件になる」
「銀行口座を凍結する」などと脅してくるのが特徴です。
実際に電話を受けた場合の対処法
もしこのような電話を受けた場合は、
絶対にその場で個人情報を伝えたり、
お金の送金や電子マネーの購入などをしてはいけません。
- 「本当に警察からの電話なのか」を一度切って確認する
- 警察署や都道府県警本部の代表番号に自分で電話をかけ直す
- 不安を感じたら家族や友人に相談する
- 録音が可能であれば、会話内容を記録しておく
- 自治体や警察の「詐欺電話相談窓口」に通報する
特に「出頭要請」や「裁判所の命令」などを口にする電話は、
まず詐欺と疑うことが重要です。
実際の警察は、電話で金銭を要求したり、
出頭を促すようなことは一切行いません。
詐欺グループの狙いと心理操作
この種の詐欺電話では、
相手に「今すぐ対応しないと取り返しがつかない」と思わせることで、
冷静な判断力を奪うのが最大の狙いです。
電話を切らせないようにしながら、
「操作中に電話を切ると罪が重くなる」
「確認のために口座番号を読み上げてください」
などと、矢継ぎ早に要求を重ねてきます。
こうしたやり取りに巻き込まれると、
心理的な圧迫感から正常な判断が難しくなり、
そのまま指示通りに行動してしまう人も少なくありません。
特に高齢者や一人暮らしの人が狙われる傾向が強く、
地域によっては警察や自治体が警戒情報を
公式サイトで発信しているケースも増えています。
同様の手口に注意すべき電話番号
最近はこの番号以外にも、
似たような内容で発信される番号が多数報告されています。
- 警視庁や県警本部を名乗る携帯番号
- 「警察庁防犯課」「犯罪対策本部」などと名乗る不明な番号
- 固定電話からの出頭要請・金融確認の電話
どのケースも共通しているのは、
「緊急性をあおり、冷静に確認する時間を与えない」という点です。
本当に公的機関からの連絡であれば、
正式な書面や通知書が郵送で届きます。
電話一本で「出頭要請」や「逮捕予告」が伝えられることは
絶対にありません。
まとめ:恐怖を感じたらすぐ通報を
09033758686【090-3375-8686】からの電話は、
警察を装った極めて悪質な詐欺電話です。
どんなにそれらしい話をされても、
少しでも不審に感じたら必ず一度電話を切り、
公式機関に確認してください。
警察は電話でお金を求めません。
出頭要請を口実にした詐欺被害を防ぐためにも、
冷静な対応を心がけましょう。

